グローブ座公演を終えて〜序章〜

2011年の夏に神宮寺勇太くんを好きになって早いもので10年経ってしまったこの冬に、彼の中で大きな壁に立ち向かっているこの1か月のことを束の間の休み(グローブ座-ドラマシティ間)を使ってぼやっと抱えてる気持ちを残しておきたいなと思って筆?フリック?を取りました。 上手くかけるかもわからないし、よりによって私は理系なので「んだこれ」と思っても暖かい眼差しで見てください。。。

とりあえずグローブ座初日までの私の気持ちを書きます。需要あるのカナ?

遡ること2012年の冬、神宮寺くんが初めて出演した「ジャニーズワールド」3か月間、神宮寺くん自身は舞台が嫌いだったと思うけど中学生なりに出られる公演は全部出てた。家庭のご都合とかもあったのに頑張ってた姿に胸を打たれたし、嫌いなことも自分なりに楽しみを見つけて頑張れるタイプなんだなって更に好きになったのを覚えてるなあ。3か月終えた時の彼の顔は忘れないし、あの頃お世話になったすのーまんさんや先輩方に菓子折り持って回りたいくらいですね。個人的には青い天使の衣装を着て踊ってた姿はほんとに天使ちゃんでしたね。可愛かったなあ。

そんなこんなで冬の季語は帝劇、ってくらいずっと帝劇に出続けてくれた。中でも2016年の「ジャニーズフューチャーアイランド」で助演くらいのポジションに来て、博多座・梅芸公演を今じゃ考えられないくらい豪華なメンバーの中で頑張ってくれて絶対いつか座長になろうねって思った。それが10代の神宮寺くんだった。舞台に立ち続けてくれた。

20代になって彼の中でも今までにないくらいお仕事がなかったりした後で、デビューが決まって、2018年は「ジャニーズKing & Princeアイランド」で5人で座長になってたくさんの先輩と後輩の前で座長として真ん中に立つことの複雑さは少なからず彼にも私の中にもあって、内容がトンチキだったから楽しめたけど皆色んな思いだったんじゃないかなと思う。

ので、2019年「DREAM BOYS」で岸くんとW主演として帝国劇場に立った時の姿は本当に今まで見たことない神宮寺くんの逞しさと美しさを感じて感銘を受けたことが昨日のように思い出せる。広い帝国劇場の舞台の真ん中で『Next Dream』を歌ってフライングをしてる姿を見られただけでもうこの人生の選択に間違いなかったんだと思うと同時に、もう舞台を毛嫌いしてる子はここにいないんだなと思って少し遠く感じた。

2020年2年目「DREAM BOYS」は、コロナ禍で会えなかった時間が長くて目の前にいてくれることに感謝しかなくて初日はありえないくらい泣いた。

2年目のチャンプはどこか闇が増えた気がして見ててすごく楽しかった。歌も演技も1年目とは違うレベルのところにいて伸び代こわ!でしかなかった。ジンが天界行っちゃうとことかすすり泣きすごかったよなあ。

割と感染者数が多かった頃色んなコンサートや舞台が中止になったりしたけど感染者を出さずに2か月も走り切ることのプレッシャーは計り知れないし心身ともに大変だったと思う。2人の初日の姿も千秋楽の姿も絶対忘れちゃいけないと思ってる。舞台に立ってくれて本当にありがとう。千秋楽で花束をもらったのを見届けた時、これは来年はないかもしれないなあとどこかぼんやり思った。

2021年になってKing & Princeの取り巻く環境も忙しさも比べ物にならないレベルで元気印の神宮寺くんにさえ流石にこれはまずいんじゃないかって思うくらい夏は忙しかったのに、ツアーをやってくれて有難いけど大丈夫か?と常に心配してた。

で、発表された『ストレートプレイ主演単独舞台』 朝起きてタイムラインがザワザワして、友達から良かったね!!!と言ってもらえたのを噛みしめながら泣いてた。舞台に立つ神宮寺くんがいつからか大好きになって舞台で伸びるタレントになってほしいって思っていたし仲間内で2020年の年末に書いた予言ノートには『外部舞台主演』を書いていたくらい掴み取ってほしいと思ってた。だから本当に嬉しくて嬉しくて飛び跳ねながら、よく読むと三島由紀夫?!やば、、、と現実を受け入れ始めた。そんな大役を掴み取ってくるマネージャー様、大人の皆様本当にありがとうございます。どこにいくらお礼をすれば、、?と思ってすぐ原作を出張先の京都で購入した。

ざっと読むと異常なほどのセリフ量。。これを、、今一番忙しいタレントが、、?まじか、大丈夫かよ、、と思った。そんな中でいろんな媒体で目にする神宮寺くんの『夜眠れない』『不安』の言葉たち。。皆ご存知俺なんすよのマインドの人間が、、?!でも『この舞台を乗り越えたら何も怖いものはない』の言葉を見つけて、ああこの人それでもどっかで楽しんでるとこあるな。と。

あと1番嬉しかったのは『舞台がやりたい』と口に出し続けてくれていたこと。同じところを目指してくれてたこと、舞台嫌いだったのに自分の居場所をやりたいことを見つけてくれてたことが心の底から嬉しかった。

たくさんの媒体に出てくれて一つ残らず読んで、勝手に同じマインドで初日を迎えたかった。

これが序章。